Mikan_Starrの日記

主に自分の好きなものに関してぼやくブログです。特にビートルズ、文学関係が多いです。

イギリスに行きたい。

イギリスに行きたい!とにかく最近よくそう思います。

 

もちろん海外旅行に行きたい!というのがファーストステップの気持ちだが、それを飛び越してイギリスに行きたい。このコロナ禍の中で、いつ旅行(特に海外)に行けるのかわからない今、さらにその気持ちが爆発しそうです。

 

きっと同じような気持ちの人はたくさんいるのではないでしょうか?長嶋一茂だったら、ハワイに行きたいだろうし、メキシコに行きたい人もいるだろうし、韓国に行きたい人もいるだろうし、きっと自分が大好きな特定の国に行きたい人もたくさんいるはずです。

 

僕の場合は最初に書いたようにイギリスです。イギリスに行きたい。最初のほうのブログで書いたかもしれないですが、僕はイギリスが大好きです。たかだか、高校の交換留学で住んでいたぐらいかもしれないけど、すごく調子に乗って言えば第2の故郷ぐらいに思ってます。まあいわゆる青春時代と呼ばれる時期に行っていたこともあるのかもしれません。思い出補正的な。留学から帰ってきてからも、頑張ってお金を貯めて、毎年のようにイギリスに行ってました。同じく旅行好きの母親からは、「同じお金なら絶対いろんなところに行った方が良いわよ!」ってよく言われていたけど、とにかくイギリスマスターになりたぐらいに思っていて、海外旅行はイギリスばかり行っていましら。でもこの気持ちわかってくれる人はたくさんいると思います。好きなところばっかり行っちゃう人絶対いますよね。いろんな場所見ておいた方が死ぬ時後悔少なそうだなって頭のどこかではわかってるんだけど、やっぱりイギリスが気になってしまうんですね。僕の場合は。

 

そんなこんなで僕が最後にイギリスに行ったのは約4年前です。それまでイギリスばかり言ってた自分からするとけっこう行ってないと感じます。もちろん普通に仕事もあるし、時間もお金も必要だし、そんな簡単にぽんぽん行けるわけではないのですが、これだけ時間が経ったのには別のわけもあります。

 

どこもそうだと思うのですが、好きなところって本当に何度行っても楽しいですよね。それが国単位であれば、観光地以外の街だってたくさんあるし、イギリスで言えばロンドンなんて行く度に新しい発見があります。東京に住んでる自分だって東京のごく一部しか知らないわけで、外国ならなおさらですよね。18世紀のイギリスの文学者であるサミュエル・ジャクソンは、「ロンドンに飽きた者は、人生に飽きた者だ。」という有名な言葉を残しているぐらいです。まあだからというわけではないのですが、イギリスに旅行して飽きたことはないし、いつも帰るときには、「まだ帰りたくないよー。」と思っていました。

 

ですが、前回イギリスに行った時、初めて、「あれ?あんまり楽しくないかも。」って思ってしまったんです。調子乗ったようなこと言ってしまってすいません。イギリス好きの方や、長年住んでる方からしたら、「お前如きが何言ってんだ!」という感じだと思いますし、そう思われても仕方ないと思うのですが、実際にそう思ってしまったんです。これは自分の中ではすごく衝撃的なことでした。そんな自分にすごく失望してしまいましたし、自然と涙がこぼれてきました。それで帰国する際に、飛行機に乗る時、イギリスに対して「しばらく距離をおこう」と心の中で語りかけて帰ってきました。時間を空ければ、きっとまた新たな新鮮な気持ちでイギリスに来れると思ったんです。

 

そこで思ったのが、イギリスはある意味僕にとって「愛人」のような存在だなということです。誤解のないように一応書いておきますが、実際に愛人なんていたことはありません。でも、おそらく愛人がいる人にとっての愛人の存在って、会いたい時に会って、どんなときでも有無を言わさず優しく包み込んでくれる人。そんなイメージなんじゃないでしょうか。桑田佳祐は、サザンオールスターズを「妻」、ソロ活動を「愛人」と例えていました。もちろん真意はわかりませんが、きっもソロ活動は自分がある程度好き勝手やれて、ちょっと魔が刺した時にやる活動。一方で、グループでの活動は自分の原点だけど、その分いざこざもあるし、考えることも多いってことなのかなと解釈しました。

 

それで言うと、日本はやはり「妻」です。どこまでいっても向き合わなきゃいけないし、時に魔が刺しそうになったり飽きそうになったりすることもある。でも自分の原点。だから、イギリスを「妻」にすることは決してできないのかもしれません。

 

ですが、距離を置いた結果はこれです。コロナによって、イギリスに次いつ行けるかなんて全く見通しが立たなくなってしまいました。ましてやイギリスは、今世界で1、2を争うぐらいにコロナがひどい状態になってます。やっぱり何が起こるかはわからないものですね。会える時に会っておく、やれるときにやっておく。この大切さを改めて痛感しています。

 

でも、必ずまた行ける日は来ると思うので、その時まで気長に待つことにします。EUから出たりとか色々あるし、また次行った時は、新たな一面を垣間見ることができるのではないでしょうか。

 

みなさんも、同じように行きたくで行きたくてしょうがない所があるかと思うのですが、次また行ける日を楽しみに頑張って過ごしましょう。

 

あーでもとにかく早くイギリスに会いたい。