Mikan_Starrの日記

主に自分の好きなものに関してぼやくブログです。特にビートルズ、文学関係が多いです。

I am not a city boy.

昨日野暮用があって久しぶりに渋谷に行った。

もちろん Stay Home 習慣ということもあるし、外出自粛中なのでほんの少しだったが。

 

渋谷はよく行っていたのだが、外出自粛要請が出てからは初めてじゃないかなと思う。

 

たしかにとてつもなく人が少なかった。お店も開いてないし、それはそうかなと思うんだけど、土曜日であんなにすっからかんの渋谷を見るのは当たり前だが初めてだ。

 

僕は意外と渋谷が好きだ。正直自分でも不思議だと思う。基本的にはそんなに人が多いところは好きではない。うるさいし汚いし、できれば都会よりは田舎に住みたい派だ。だけど、なぜか渋谷だけは嫌いじゃない。むしろけっこう落ち着く。

 

前の職場が渋谷だったこともあり、少し慣れているというのもあるかもしれない。でもそれ以上に、渋谷の様々な人が入り混じっているカオス感が好きなんだと思う。渋谷に行くと様々なタイプの人を見かける。

 

サラリーマン、キャッチ、路上ライブをしている人、援交っぽいカップル、学生、ずっと独り言を言っている謎の人、などなど。

 

渋谷に行くと落ち着くのは、きっとこういった色々な人が入り乱れていて、かつそれを受け入れる渋谷の受容力が一番の理由だと思う。

 

「なんだか自分って場違いじゃないかな。」とか思うことがよくある。例えば、銀座とか六本木とか。でも渋谷は、ここは誰がいても良いんだよ。そんなメッセージを常に発信し続けているような気が僕にはするのだ。

 

そんなことを考えながら今の渋谷を見ているとやっぱり寂しい。普段なら、「人多すぎだよ。」と悪態をつきたくなることも多々あるが、いざそれがなくなるとやっぱり寂しいものなんだなとつくづく思った。人が周りにちゃんといるっていうことが無意識のうちに当たり前になっていたことを痛感させられた。

 

早く、またあのうるさくて汚い、でもエネルギッシュな渋谷に戻ってほしいと心から願うばかりだ。